役者で期待してしまったDVD。最初に書いてしまうと「もっとおもしろくできるのに」という印象。
シャルロット・ゲンズブール演じる女性キャサリンは、ある男性と結婚する。その男性は前妻を殺害されていたが、前妻や過去について多くを語らず、キャサリンは同じ建物の別フロアに住む住人らとのつき合いから、自分の知らなかったことを少しずつ感じとるようになる。
高級そうな家(各階の天井は高く、内部がロフトのように2階建てになっている近代的なもの)であるというのに頻繁の停電、見たからに不気味な管理人、別の階には夫の元カノで「存在するだけで迫力ありすぎ」のナスターシャ・キンスキーが住んでおり、上の階にはジョン・ハナーもいる(ハムナプトラでヒロインのお兄さんを演じた方、海外ミステリドラマのファン向けに書くと「リーバス警部」だ)。顔を見ているとみんな怪しい。そして建物そのものも陰鬱。
キャサリンが身につけようとしていたドレスがずたずたに引き裂かれ、知らない間にブラシには自分と違う髪が付着、口紅のたっぷり付いたワイングラスが残され……キャサリンは正気を失いそうになる。
ホラー映画なのか、犯罪映画なのか、心理的なサスペンスなのか? はたまた……?
わたしの感想は「いろいろな要素を混ぜて曖昧にしておけばよかったのに」、または「せめて最後のほうにやっとわかるような描き方にすればよいのに」といったところだ。詳しくはご覧あれ。
しかし、わたしがもしこの映画のヒロインと同じ立場に立ったら、話は10分で終わる。「ここ気持ち悪いので、引っ越します」と言えばよいのだ。どうしても夫がそこを気に入っているというのなら「じゃあ問題がはっきりするまで、わたしだけはホテル住まいで」と、出て行けばいい。それで終わり。ヒロインが家にいつづける必然性が低いのでは。
Posted by mikimaru at July 30, 2005 11:56 PM| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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