日本国籍のパンダは19歳の雄、リンリンだけなのだそうだ。わたしはこの手のニュースが流れるたびに勘違いをしていて、中国以外の国で生まれたパンダは、孫くらいの代(3代目)からはその国の国籍になるのだと思っていた。ところが、親がレンタルなら子も孫もレンタルで中国籍になるらしい。ではなぜ日本国籍のパンダがいるのかというと、70年代に最初のパンダがやってきたころはレンタル制ではなかったのだ。友好の証としてパンダ外交がおこなわれていた。
そもそもわたしが3代目くらいからはその国の国籍になると勘違いしていたのは、末代までレンタルなら日本国籍のパンダがいるはずがないと思ったためだが、途中からレンタルになっていたということで、疑問は解決。
だが、パンダは世界的に見ても、何千頭もいる動物ではない。中国産以外がほしいという気持ちもわかるが、限られた相手とばかり繁殖を試みてけっきょく実を結ばないのならば、何らかの打開策を検討しつつ、国籍に関係なく繁殖させていくべきではないかと思ったりもする。1頭につき1年間のレンタル料が約1億円というが、それは別に100%「ぼられている」というわけではなく、パンダという希少な動物の研究と保護にあてられているのだろうと推測する。
中国産以外のパンダがほしいという熱意は、何に由来するのだろう。やはりレンタル料の節約のためといった事情が大きいのだろうか。
Posted by mikimaru at June 6, 2005 10:26 AM取り決めがあると聞いたことがありますよ。
レンタルパンダちゃん同士で子どもが産まれると、最初の何匹までは中国のもの、次の何匹まではお母さんパンダをレンタルしている国のもの、その後に産まれた子どもはお父さんパンダをレンタルしている国のもの、といった具合に。
パンダは繁殖が難しいので、レンタルしている国にまで権利がまわってくることはなかなかないようですけどね。
Posted by: どん@雪 at June 7, 2005 12:51 AMなるほど、そうでしたか! その可能性は思いつかなかったです。
メキシコとのあいだでも、1頭目はメキシコ、2頭目は日本という約束でしたね。(けっきょく生まれていないわけですが)
そういえば、まだパンダを直接見たことがないかも。。。コアラは1回。
Posted by: mikimaru at June 7, 2005 06:53 AM日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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