November 27, 2005

Mac OSX (Tiger)

2年半くらい使ってきたPowerBook G4 (Jaguarインストール) が金曜日未明に不調になり、起動するところまで奇跡的に復旧するのに半日かかった。いつ同じ症状になるかわからないので無理をさせないように少しずつ調べてみたところ、ダウンロードしてあったソフトらは、動かせるものの設定ファイルの多くが消えている。何割かの大事なデータを新マシンに移動できただけでもありがたいことだ。

いまのところ、旧マシンは大きな作業をさせないようにしながら、だましだまし使っている。

ところで、探しながら不安になったのが新マシンに入れるソフトたち。どうせなら慣れているソフトの最新バージョンもしくは同等機能のソフトを――と思ったものの、説明を読むと多くが「10.3でも動くはず」などの表記で、10.4で動きますとは書かれていない。あれこれと迷いつつも、もっとも急ぐFTPソフトに関してはこれまで通り NetFinder2.3.3J (とくに問題なく動いているようだ)、ないと不便なRSS readerは NewsFan にした。あとはおいおい考えていこう。

自分の環境が整ったところで、ネット上のデータを確認。何かバックアップしておくべきものがあるかもしれない。

これまでネットに載せるデータの大元は旧マシンで作り、ときどきネット上で更新された内容と一致させるようにしていたが、もうあてにはならないので、すべて新マシンで管理することにした。そこでネットに載せているデータを新マシンにダウンロードすることから開始。結果、「こんな古い階層をまだネットに載せていたのか、消してしまえ」など、多少の整理をするきっかけになった。

ネット上でディレクトリを消す作業自体が久しぶりなのだが、ここでちょっとした壁に遭遇。NetFinder2.3.3Jは、わたしの知る限り不可視ファイルのコピーはできても削除ができない。.htaccessがはいったフォルダをネット上にそのままコピーすることはできると思うが、載せたものを手動削除しようとすると、ドットで始まる不可視ファイルは見えないし消せないようだ――わたしの勘違いもあるかもしれないし、設定欄には「見えるようにする」という場所にチェックがはいっているのだが、それでも見えないので、現段階ではそうとしか思えない。
(以前はWindowsでNextFTPというソフトを使っていたので、こういうことに遭遇して悩むのは久しぶりだった)

だが、いらない階層をそのまま載せておくのも無駄なので、何とか消すことにした。ターミナル画面(Windowsで言えばDOS窓のようなコマンド画面)からftpコマンドでログインし、適切な階層に移動して、ls -la で内容を確認、手動で.htaccessを消して階層を無事削除した。

これまで慣れているJaguarを愛用してしまいがちだったが、新マシンはOSが新しくなっただけでなく動作が速いし画面もきれいだし、いいことずくめ。何より久々にキーボード&マウスの生活だ。ノートばかりを使うようになって何年たっていただろう。久しぶりに新鮮さを味わっている。

Posted by mikimaru at 05:55 PM | コメント (0)