December 30, 2005

最近見たDVD、まとめて感想

見たそばからどんどんと忘れてしまいそうなので、比較的新しいものをいくつか。

■ バットマン・ビギンズ
渡辺謙はちょい役だったけれど、全体的に役者が豪華な映画。執事がマイケル・ケイン。リーアム・ニーソンはスターウォーズ(エピソード1)のせいか今回は前半で武術のお師匠さんになったし――なんでブータンだかどこだかに忍者がいるのかはおいておくが (^^; 。そしてなんといってもこの作品を見た最大の収穫はゲイリー・オールドマン。「普通の善良な警官」なのだ。いままでこういう役がまわってくる人だとは思っていなかったが、とにかく「普通の善良な人」の役が、ま〜似合う似合う、すごく新鮮。

話としてもよくまとまっていて、バットマンがただの金持ちでボンボン息子ではなかった、という点がよかった。

■ アイ,ロボット
公開時にテレビで見た映画の予告場面や、今回こうして見た作品の最初のほうで、新発売の家庭用ロボットNS-5のデザインが「こいつら気持ちわり〜」と思えてしかたなかったのだが、不思議なことに見終わるころには可愛くなっていた。もしかすると途中から微妙にデザインを可愛くしたのか、単に目が慣れたのか?(笑)

ウィル・スミスは、何の映画に出ても周囲を自分色に染めてしまえる迫力があるが(一瞬にして作品を軽いテイストに変えた「インディペンデンス・デイ」のエイリアンぶんなぐりシーンとか)、今回も最初からつかみがよかったのは彼の存在感によるものでは、と思う。

ストーリーとしては、そこそこ読める展開ではあるけれど、ブルース・グリーンウッド(会社の代表者を演じた俳優)の使い方なども、なかなかよかったのではと思う。

■ シェフと素顔と、おいしい時間
http://www.herald.co.jp/official/oishiijikan/index.shtml
見て損ということはないが、すごくよかったというわけでもなく、もう一歩のところですべりそうでありつつも何となくまとまった作品、といった印象。

■ 真夜中の弥次さん喜多さん
20分くらい見たところで、DVDを引っこ抜いた。趣味が合わない (--; 。

■ ボーン・スプレマシー
マット・デイモン主演のアクション。前作のボーン・アイデンティティを何週間か前に見て、こちらを最近見た。個人的な好みとしては前作がよかった――自分が何者なのか、どうしてこんなことができてしまうのかとまどいながらも、おそわれると反射的に戦ってしまう男が、やたらかっこよく思えたものだ。二作目でも彼は記憶を鮮明にとりもどしたわけではなく、夜な夜な見る悪夢には過去の断片があった。そして、地球の反対側にまで逃れて暮らす彼のもとに、ついに過去からの刺客が。。。

二作目も、冒頭の唐突な死がなかったら、もう少しはいりこめたかも。あんなにあっけなく、殺さなくてもいいのになぁ。

ほかにもいろいろ見た気がするが、とりあえず今日のところはこれくらいで。

Posted by mikimaru at December 30, 2005 11:10 PM
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