November 16, 2005

水曜日になると思い出すフォント

水曜から木曜になりかけるこの時間帯、「オーラの泉」というテレビ番組がはじまって思い出す――このフォントいいなぁ、と。解説などの長い文章はよく見かけるありふれた書体なのだが、ちょっとした短いキーワードが画面右下に出るとき、なんと表現したらいいのか“あっさりした篆書体”のような、“適度にくどい書体”で書かれているのだ。

そして毎週この時間に10分間くらいフォント関連サイトを見てまわり、なかなか似た雰囲気のフォントサンプルはないものだなぁとため息をつき、来週まで忘れてしまう。

というわけで、今週はここに書いておくことにした。

ちなみに、今日の収穫は「白舟書体」というサイト。まだじっくり見ていないが、なかなかよい雰囲気のフォントがある。(もっともわたしは千円程度の安いフォントが専門なので、見るだけだが。。。)
hakushyu.com

Posted by mikimaru at 11:55 PM | コメント (0)

映画:コンスタンティン

先に見た人から「エクソシストが映画1本かけてやったことを、この映画は最初の5分でやってしまった」と聞いていたが、たしかにそうだった。最初からなかなか飛ばしてくれる。
コンスタンティン - TSUTAYA DISCAS

キアヌ・リーブスはこの作品でいつになく痩せ見た目がよく(病気の役柄のせいか?)、アクションもかっこよくきまっている。共演のレイチェル・ワイズとは96年の作品「チェーン・リアクション」以来だと思うが、息もぴったりだ。

地獄をかいま見た経験があり、ある意味で地獄行きが決定しているジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は、人間の世界に侵入しようとする魔物を地獄に送り返して点数を稼いでいる――何の点数かといえば、確定している地獄行きが回避される可能性にかけているのだ。心を病む双子の妹を失ったばかりのアンジェラ(レイチェル・ワイズ)もまた、長いあいだ心に傷を負っていた。ふたりは知り合い、ともに事件の核心へと突き進んでいく。

原作がコミックと聞いているせいか、どこか安心して見ていられた。強い敵には対抗できる強いカードを切るなど洒落っ気のあるストーリーだし、重要キャラクタに演技力のたしかな英国女優ティルダ・スウィントンを配したところも成功だと思う。何より話のオチがよく、スパイスが利いている。

Posted by mikimaru at 12:47 PM | コメント (0)