April 13, 2005

隣家に大音量の音楽、9年間

12日の朝からずっと、テレビのニュースやワイドショーでは、奈良県の女性58歳が隣家の女性64歳をはじめとした近隣に約9年のあいだ騒音など甚大な迷惑をかけつづけた事件をやっていたが……。
(すぐ消えてしまうと思うが、東京新聞の記事大音量CD流し続け傷害容疑 2年間連日24時間

あれれ、こういった話は、よくあるのか? わがしが去年ここで書いた記事http://habopnt.whitesnow.jp/blog/archives/000088.htmlは、大阪地裁の話だったようだ。
そしていま検索して引っかかった事件は
H16. 4. 9 奈良地方裁判所 平成15年(わ)第570号 傷害被告事件
去年のいまごろ判決が出ている奈良県の事件。これもまた別物ということになるのだろうな。こんなことは、そうそうある話ではないと思っていたが、認識が甘かったのか。

さて、今回の事件。地下鉄のホーム並みの騒音が24時間だったというし、テレビで容疑者の言動が(被害者撮影として)流されたものを見た範囲では(*1)、わたしなら数日しかもたない異常な状況だったと思う。法律も世間もあれほどの状況ですら助けてくれずに9年放置なのかと思うと、自分の立場におきかえるまでもなく、耐えられることではない。

(*1)
1日の大半をテレビをつけたまま過ごす人間としては、12日のテレビ各局で流された映像はかなりショッキングだった。1番組あたりでは3分ずつくらいしか放映をしていないとしても、主観としては通算で1時間も見せられたような気分だ。正直なところ、見ているほうがめげるほどの迫力であり異常さで、こんなものを放送することは問題ないのかと、テレビを恨みたくなったほど(ならばスイッチを切ってしまえばいいのだろうが……)。

Posted by mikimaru at 03:20 AM | コメント (0)