May 06, 2005

映画:ヴィレッジ

最近は古い映画でもDVDになることが多いので、ビデオで借りることがほとんどなくなってしまった。気づけば何ヶ月も、DVDばかりを借りている。レンタル側にしてもそのほうがたくさん在庫できるし、いいことが多いだろう。うちのビデオデッキは10年以上前に購入したもので、これまでも動作不安定があったが、何ヶ月も使っていない現在では、怖くてビデオなど借りられたものではない。うっかり借りてテープを切ってしまったら責任問題だ。

さて、ナイト・シャマラン監督作品「ヴィレッジ」。

期待しすぎていたせいか、ちょっとつかみが悪く感じられた。思わせぶりな役者たちが揃い、怪奇顔とまで書いては失礼だがいかにも「おどろおどろしい」展開が見え隠れしそうに思えたのだ。舞台設定に不自然さがある、もしくは見る側の疑問が解消されないまま話が進んでいくようで、わくわくする展開とは言い難かった。同監督の「サイン」のように、いきなり目の前に「それ」がいて、ゆらゆら揺れていられても困るのだが、中盤以降であきらかになっていくストーリーには共感も納得もできず、その引っかかるような気持ちは、最後まで残った。もっとも、こういったストーリーが嫌だと思うのはまったく個人的な好みであるし、書くとネタバレになってしまうので、今日はこれにて。

Posted by mikimaru at May 6, 2005 01:31 AM
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