June 03, 2008

輸入バターと天下り法人

わたしは日ごろから製菓材料や美味しい食べものを売る店のメルマガをとっている。だいたいは流し読みだが、いちおう目は通している。以前から「輸入バターがなぜこんなに高いか」とか、昨秋から国産バターの不足が深刻になってきたころ、輸入バターの関税を"減らすどころかさらに増やした"とか(こういうときこそ安く流通させるか、せめて据え置きにするものだろ?)、いろいろな話を見聞きしてきた。

今日はテレビで「輸入バターと天下り法人がどうの〜」と言っているのが聞こえたので、検索してみたところ、多くの人がネットで書いているものの情報源は、5/31にTBSが放送した「報道特集ネクスト」らしい。
バター不足の陰で潤う"天下り法人" (2008/5/31 放送)

たいして何もしていない(介在する必要があるのかもわからない)天下り団体が、輸入バターを流通にまわすだけで「1キロあたり806円」とっているそうだ。これまで想像していたよりはるかに高い金額だった。1キロあたり、だ。

この金額の根拠、そして国家公務員より高い給与水準の団体がこれを徴収(直感にしたがって書くなら「搾取する」と置き換えても大差ない)することの意味を、すぐさまはっきりさせるべきではないだろうか。物価高や、今回のバター不足と値上げで一揆が起こってもおかしくないほど、いま多くの人が困っているのだ。

Posted by mikimaru at June 3, 2008 10:55 PM
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