笑える映画だとだけ聞いていた「ダーウィン・アワード」だが、見てみるまで半信半疑。なにせジョセフ・ファインズが主演するコメディということからして、あり得ない気がした。
恋に落ちたシェークスピア、エリザベス、キリング・ミー・ソフトリー。。。どれをとってもジョセフ・ファインズはコメディから一番遠そうな「俺ってちょっといい男でしょ?」な人だ。う〜ん。
だがこの映画はすごかった。こういう種類の笑いは存在するんだな。
子供のころから分析が得意だったが、血を見ると気絶する警察官(ジョセフ・ファインズ)。彼は犯人を取り逃がして警察を追われ、保険会社に就職して調査員となる。
事件の真相を調べる際、彼はダーウィン・アワード(愚かな死に方をした人に贈られる賞)のようなバカらしい推論を組み立て、そうであったのかどうかを実験していく。相棒となった先輩の女性社員(ウィノナ・ライダー)も、最初はほんとうにあきれ顔だが、実際に事件はどれもアホらしいことに端を発していた。。。やがてふたりの前に、彼が警官の職を追われるきっかけとなった容疑者が現れる。
役者は豪華。ジュリエット・ルイスやら、クリス・ペンやら、ほかの映画なら準主役ぐらいの顔になりそうな人が出てくる。
検索したところ、実際にダーウィン・アワードは、あるらしい。http://www.darwinawards.com/ - 英語
1995年からのデータがあるようだ。
この映画は、あまり画面に出てこないもうひとりの主役(ジョセフ・ファインズを撮影してドキュメンタリーを撮っているつもりの男)の存在で、ぐっとおもしろみが増している。
Posted by mikimaru at August 11, 2008 09:07 PM日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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