September 17, 2008

事故米の件 part2

この件はほんとうに悔しくて、テレビのニュースでもとくに熱心に見てしまう。名前を公表された中小・零細企業のほとんどが、何も知らずに仕入れていたはず。被害者側であるはずなのに。。。!

事故米を輸入する際の名目のひとつは「工業用糊」だということだったけれど、それすらも意味のないことだったようだ。なぜなら業界は工業用糊を小麦で調達しているから。つまり、どこに流れていくのか、どこに需要があるのかも考えず、ただ輸入して民間にばらまいた責任は、政府の側にある。

だいたい、なんでそもそも、買っていたのだろう。日本も米を輸入してやれよと、どこかの国から耳打ちされて、はいはいと従ったように思えてならない。悔しすぎ。

Posted by mikimaru at September 17, 2008 11:53 PM
コメント

日本は、国内のお米農家を守るために、
輸入米にものすごく高い関税をかけています。
でも国際協定で、
所定の量の外国米を輸入しなければならないことになっているので、
それを政府が一括で行っているのだとか。

ウロ覚えですが、大体そのような事情だったと記憶しています。

だからといって、
国内で定めた基準に反するお米を
市場に垂れ流し的に流通させていた言い訳にはなりませんが。

農水省の方は、たしか事件発覚直後の記者会見で、
「我々に責任はないと思っている」とかおっしゃっておりましたが、
そろそろ撤回された方がよいのではないかしら。

Posted by: どん@雪 at September 18, 2008 01:11 AM

あ〜、国際協定なんですかっ。。。う〜ん、それにしても、金額じゃなくて「量」で決められてしまうと、ちょっとしんどいですね。

太田農相発言は、先日の「やかましい」につづいて、数日前の「じたばたしない」に至るまでのんきなものでしたが、ことはあの人の考える何倍も何十倍も深刻なんだということを、どうしたらわかってもらえるのだろ。いや、一般市民に「やかましく」言われる前に、ちゃんとわかっていてもらわなくては困ることなのだけれど。

Posted by: mikimaru at September 18, 2008 02:32 PM