夏の登山者が増え、利用者急増でバイオトイレが危機(処理しきれないおそれ)に瀕しているらしい。最初にどこで見聞きしたニュースか忘れてしまったが、いま検索したら毎日新聞の記事が引っかかった。
富士山臨時支局・08夏:1日1万人、登山者が大幅増 バイオトイレ危機
問題のトイレは吉田口登山道7合目にある。登山者の大幅増に伴い、一日の想定利用者1000人を大幅に上回る状況が続いており、環境省は「想定処理能力の限界を超えている」という。例年、大勢の登山客が訪れるお盆休みが近付いてきたため、管理している市も「毎日(し尿があふれないか)ハラハラしている」と警戒を強めている。
吉田口登山道の公衆トイレは5合目から山頂まで全部で4カ所ある。このため環境省は他のトイレを分散して使うよう呼び掛ける看板を6合目や山小屋に設置して登山者に協力を呼び掛けている。
最初に聞いたときも、この記事を読んでもわからないのだが、バイオトイレで処理がしきれないなら、普通の臨時トイレをかついで持っていけばいいのではないだろうか? 登山者が行ける場所なら人が行けるわけで、仮設トイレの設置くらい、できないはずがない。コストや手間の問題だろうか? まさかとは思うが「人があふれるのは短期間のことなので、その期間だけ何とか乗り切れればいい、コストが合わない」とかいう話では、ないよね?
利用者は使いたいそのときに近くにあるトイレを使いたいものなので、分散しろと言われても困るのではないだろうか。こうして事前にわかっているのだから、打てる手はさっさと打ってもらいたい。
Posted by mikimaru at August 3, 2008 11:51 PM日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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