June 14, 2008

厚生労働省 … !!

これは、あまりにひどいニュースだ。もっと大きくとりあげられるべき。厚労省にはわずかな想像力もないことはあきらか。

大幅値上げの治療用粉ミルク、家族猛反発で大幅値下げ

 生まれつき特定のアミノ酸を分解できない代謝異常「メープルシロップ尿症」の患者に欠かせない治療用粉ミルクが、4月の薬価改定で、1缶9600円(1200グラム)から、一気に6万2160円へ値上がりした。しかし、値上げを知らされていなかった患者側は強く反発。厚生労働省が薬価を大幅に下げるという異例の措置を取った。

値上げを知らされていなかった側は、病院で処方を受けて初めて「6倍になった」と知らされたことになる。ありえない。多くの人は米が買えなくても麺が買えたりパンが買える。でもこういう病気の人たちは、これが必需品なのだ。必需品が6倍になりましたと当日になって言われて、どうしたらいいのだろう。

わたしはこの病気について知らなかったが、赤ちゃんの時期だけではなく、生涯の摂取が必要なのだそうだ。まさに必需品。4月にさかのぼって訂正するとのことだが、そうなる前に、ちょっと考えたらひどすぎる話だということに、誰も一度も思いいたらなかったのか。配慮のなさにあきれるばかりだ。

Posted by mikimaru at 10:32 AM | コメント (2)