日本のヤクザが出てくるアメリカのヘンテコ映画は数知れず。いまだにわたしの頭の中で上位にあるのが「リトルトーキョー殺人課」だが、今回はそれを凌駕するのではと、ちょっと期待…していたら、ある意味でまとも、ある意味で救いがなかった。
まともだったのは、日本人ヤクザ(石橋凌)の娘役で出ていた日系人、デヴォン青木。想像していたよりも発音がよくて、しっかり聞きとれた。キレて銃とナイフ(だったか?)を向けながら、父の部下たちに「フライトで疲れてて、サラダ食べたいの。誰か持ってきなさいよ!」は、いいシーンとまでは言わないが、インパクトはあった。
救いがなかったのはジェイソン・ステイサム(映画「トランスポーター」の人)の日本語と、ストーリーのしまりのなさ、それからジェット・リーの設定があまりにもとほほなこと。致命的。
ジェイソンの台詞は、日本語の字幕を出してほしいくらいだった。。。仕方ないので英語の字幕で「いまこう言ったつもりなんだろうな」と想像するしかなかった。それにくらべて石橋凌の英語はヤクザというより普通にビジネスマンで、聞き取りやすかった。
せっかく最高の役者(ジェット・リー)を連れてきて、このストーリーはないだろう。まったく、もったいなさすぎ。
Posted by mikimaru at August 20, 2008 11:39 PM日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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