Webメール de PostPetつれづれ企画日記にもお知らせがあるが、ソネットの「こんてんつコース」会員で「ポストペットパーク」に登録していると、ポストペット用のメールアカウントが無料で利用できることになった。ポストペットパークに参加しない場合には月額210円と初期費用525円がかかるそうだ。
詳細は、こちら。
何年か前に「接続会員にだけ有料で追加メールオプションを付けるのはおかしいのでは?」と思ったのだが――
(注1:少なくともわたしの調べた当時では、こんてんつコース会員には、有料だろうとメールアドレスを提供していなかった。接続会員に有料オプションでメールアドレスを出すのはあたりまえだろう、こんてんつコースや接続会員以外の人には何のサービスもないのか、と感じたのだ)
――いまの正直な気持ちとしては
1 遅かったのではという、ため息
2 無料ということで増加するかもしれないユーザが、Webメール版にどう誘導させられていくのかという、野次馬的な好奇心
このふたつが強い。自分が取得することは、いまのところなさそうだ。
ポストペットを始めたばかりのころであれば、210円くらいならば追加料金を出してもメールアドレスを取得したかもしれない。当時は接続プロバイダなどが提供する追加メールアドレスでも月額200〜500円くらいしたものだし、無料メールアドレス取得の手段は限られていた。それになんとなくメールの一部に postpet という単語がはいるのは気持ちよいとも感じていたと思う。(注2:今回提供のメールサービスに postpet という単語が含まれているかどうかは不明だが、以前に調べたときはその単語がはいっていた)
だがいま、無料メールアドレスの取得選択肢が豊富となり、プロバイダ等が提供する安定したメールアドレスも無料または格安の料金になっている。そんな時期に、いまさらポストペット専用のメールアドレスもないだろうと思う――わたし自身は申し込みをしていないが、申し込み時の案内に「ポストペットに使う」という一文があるようだ。ほかの用途に使うことはご遠慮くださいの立場なのだろう。
実際問題として、PostPet V3や、今回のウェブメール版の話題で一部の人気ブログに自然に使われていた表現が
「ポストペット『復活』」(←終わっていたことになっている)
「最近パソコンを始めた人は知らないだろうが、かつて人気だったソフト」
などだったことは、人より遅れてユーザになったわたしでも軽くショックだったのだから、ソネット関係者にとっても打撃であってしかるべきだろう。ここは少し謙虚かつ真摯に「とっつきやすくて敷居が低いサービス」などを心がけていくのはどうだろうと、ユーザの意見をもしソネットが取り入れてくれるのならば、ここに書いておく。
もっとも、ありそうな予想としては、逆方向だ。つい先日ポストペットパークはメニューの多くをFlashに変更してしまい、重すぎるということでかなり不評だった。9月に始まるというウェブメール版も、スペックなどの面で「敷居の高さ」がどれくらいなものか、やや逆方向を懸念している。