November 14, 2005

映画:フォーガットン

公開時のテレビCMがとても印象的だった作品「フォーガットン」をDVDで見た。
TSUTAYA DISCAS - 「フォーガットン」の解説

お読みの皆さんがテレビCMをご覧になっていたという前提で書かせていただくが、ストーリーの予想は数種類しかなかったと思う――つまり、記憶の混乱、またはX-Files的な話のいずれか。これくらい書いてしまって問題はないと思うが、X-Files的な話だった。

X-Files的な話が不得意でなければ、そこそこ楽しめると思うのだが、わたしは記憶の混乱による「何が真実かわからない」要素で話が展開したほうがもっとおもしろかったと個人的には思う。

一市民がとうてい戦えない相手、それは国家ではなくよその世界の存在だ。そのため中盤で「どうオチをつけるつもりなのか」とわたしが心配してしまったが、スタートレックTNGで最後の3分にデータ少佐ら優秀なクルーが活躍しすべてが元通りになるのと同じように、一市民がそれに打ち勝った。ある意味ちょっと「ラスボスだと思っていたらあんたは中間管理職だったのか」という軽い笑いがともなうとだけは書いておこう。

Posted by mikimaru at 11:11 AM | コメント (0)

アテローム(粉瘤)

2年くらい前だったか、耳のうしろにできたアテロームを切除してもらった。場所が場所だけに「洗髪は1週間禁止」と言われ、真夏だったのに濡れタオルで頭皮を拭いたり、資生堂のドライシャンプーのお世話になったりと、かなり苦労したのを覚えている。

(アテロームとは、何かのはずみに肌がくぼんで袋状になりながら、内側にいろいろなものをため込んで大きくなっていく「大きめのふっくらおでき」みたいなもの。化膿しなければそのままにしていても問題ない)

その切除のあとで「体質ですからね、お風呂にはいっているいない、清潔にしているいないに関わらず、また出ますよ」と、担当医師が「夏の恐山にはイタコがいる」のと同じくらいの事実のようにさらっと言った。不吉なことを言わないでくれと思ったが、これがけっこう事実なのだ。あれからときどき肌の思いがけない場所に「なんか出てるぞ」と気づくことがあった。すべてがアテロームであったとは限らないが、幸にもそれらは数週間すると小さくなったり、場所がわからなくなったりが大半で、医師に診てもらう必要もなく過ごしていた。

そして数日前。やや大きめのふくらみが発見された。風邪を引いていることだし、てっきり風邪の菌でリンパ腺でも腫れたのだろうなどと勝手な想像をしていたが、風邪薬をもらいに出かけた病院で「アテロームですね」と、さらっと言われた。風邪薬と一緒に処方された飲み薬で小さくなるかもしれないが、だめなら切開または切除だと。。。もう切除は嫌なので、内服薬だけで何とかなってもらいたいものだ。

Posted by mikimaru at 10:46 AM | コメント (0)