December 19, 2005

映画:Ring 2 (アメリカ映画)

この手の映画はひととおり見ることにしているので、期待はしていなかったが「とりあえずおさえておくか」と、借りてきた。――やはり、つまらなかった (^^; 。
http://www.thering2.jp/

正直なところ、1作目はけっこう感心した。だが感心したということだけ覚えていてストーリーの細部は抜け落ちていたので、ところどころ「前回の話がこの展開に関係があるのか、あるいは今回だけ急にこうなったのか」と首をかしげたところが何カ所か。

前作は、明治以降や戦前における日本の霊能者などのバックグラウンドがないアメリカ社会への紹介作品として、サマラという少女の過去を丹念に作り上げていたし、全体的なストーリーも丁寧だったと思う(――つまり、日本に長く住む人間ならば国内作品でその手の話題が長年にわたり何度も使われ、結果として霊能者モノを「何となく知っているような気持ちになる下地」があるが、アメリカにはないので、そうする必要があったのだろう、ということだ)。そして、その点には感心したような記憶がある。

今回は、話は薄いし安っぽいし、つぎはぎで作った印象がぬぐえなかった。最後に近づくにつれ「これってポルターガイストの何番目かのラストと同じに持って行くのか?」と思ったが、さすがにちょっと違った。。。同じであってもなくても、質に大差はなかっただろうけれど。

ああ、書きながら気づいた。いまから思うと、これを作っているころは「仄暗い水の底から」がアメリカで映画化されると決まっていなくて、同じ鈴木光司作品だから雰囲気を入れてみました〜、といった意味合いだったのだろうか。詳しくは書かないけれど、なんだかこの作中での水の使い方(設定)が、ヘンだったぞ。(そんなに嫌だったら水のあるところに出てくるなよ、某)

役者はおもしろかったと思う。これはお遊びなのかどうか、「キャリー」のシシー・スペイセクが途中で突然にでたし、そこにたどり着くきっかけになるノートを見つける現場にいたのはテレビドラマ「アメリカン・ゴシック」の保安官。なんと彼は不動産業者だった(ぷぷぷ)。

Posted by mikimaru at 06:23 PM | コメント (0)

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Posted by mikimaru at 02:02 PM | コメント (0)

気になる事件

昼間、テレビで初めて「御殿場事件」なるものの存在を知った。つけたままのテレビから聞こえてきた内容が信じられなくて、気づくとじっくり見ていた。

2001年9月に、ある女子高生が10人の男たちによって性的暴行未遂の被害にあった(――と申し立てをしたが、目撃者や物証はない)。少年らが逮捕され、自白を強要された。のちにアリバイがあること、女子高生本人もその日は別の男性と会っていたことがわかり、事件は女子高生の虚偽申し立てであると判断されかけたが。。。なんと、日付を間違えていた、その1週間前だったと女子高生が言った。さらに驚くべきことに、その訂正が裁判所の判断で正式なものとして通ってしまった。少年らは有罪とされた、という事件。

詳しくは、長野智子blogでどうぞ。
http://yaplog.jp/nagano/
(2005年10月の記事がとくに詳しい)

そんなバカなことが? ……と思うのだが、見ていて徳島自衛官変死事件を思い出した。兄の突然で不自然な死を最初から自殺と決めつけた警察(解剖もされていない段階で自殺と判断し、遺族より先に勤務先の自衛隊上司に連絡をしたのだという)に不信感をあらわにし、妹さんは家族とともに聞き取り調査をしたほか、事件の再捜査を何度も訴えた。テレビで何度か見た程度だが、ほんとうに、見ていて痛々しいほど孤立無援だった。

事件、そしてあの妹さんはどうされているのかと、検索をしたら以前のサイトはなくなっていた。つづけていく気力がもうなくなってしまったのかもしれない。もうじきクリスマス、お兄さんの亡くなった日がやってくる。

Posted by mikimaru at 12:05 AM | コメント (0)