February 07, 2006

映画:ハイド・アンド・シーク

ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ - goo映画

子役のダコタ・ファニング見たさに借りてきたDVD。アイ・アム・サムや、コール(原題:Trapped)のころに比べ、子役というより少女らしい顔立ちになってきた。作中の設定は9歳のようだが、実年齢ももうすぐ12歳なので、大人びて見える。

ストーリーとしては怖いところはないのだが、ダコタ・ファニングの目の演技で前半はぞくぞくした。全体的に考えれば、ストーリーや映画の質は、残念ながらいま一歩といったところ。

第一に、ロバート・デニーロとエイミー・アーヴィングが夫妻で、子供がダコタ・ファニングというのが不自然すぎ。おふたりとも成年以上のお子さんがいて不思議ではない貫禄だ。
(余談だが、若いころのエイミー・アーヴィングが大好きだったわたしにとって「似ているなぁ」から「こりゃ本人じゃないか?」への過程は衝撃的だった。あんなに老けてしまったとは。。。)

そして、ストーリー上としても、デニーロほどの存在感がある人なら、変質者が出ようとお化けが出ようと、ナニが出ようと何とかなってしまうのだろうなぁという見方が、観客の側にはあるだろうし、ではそれを逆手にとって制作者側が「驚かせる」方向に作っているのだとしたら「こういう話だったりして〜」が、見事にストライク。(あ、これ、勘のよい人にはネタバレですね)

もう少し若い俳優、40前後の役者を夫婦役で使ったら、かえってよかったような気がする作品だった。

さ、ダコタ・ファニングの作品、次は「宇宙戦争」だ。借りてこよう。

Posted by mikimaru at February 7, 2006 01:02 PM
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