February 07, 2006

テレビ:「アンフェア」なのは誰か

テレビ番組の「アンフェア」だが、1回そっくり見逃したものの、あとはだいたいストーリーを追える程度に把握している。

原作はテレビの脚本などを手がける秦建日子(はたたけひこ)の「推理小説」。脚本は佐藤嗣麻子(さとうしまこ)、ロンドンで映画を学び「ヴァージニア」を監督、テレビ番組でも伊藤英明の出世作「YASHA」の最初と最後など重要エピソードを監督として手がけた人物だ。(――ここには直接関係ないがわたしはYASHAの放送されていた時期、テレビでスティングのあの主題歌が流れるとびくりと体を震わせるほどはまっていた)

さて、このドラマは今日でもう5回だったと思うが。。。これ、どうやってまとめるのだろう。あっと驚く結末は無理だろうが(いくらタイトルが「アンフェア」だからといって、何でもアリにしたら視聴者が怒ってしまう)、驚かせてもらわなくていいのできれいにまとめていただきたい。。。まとまるのか、これ? 作品の雰囲気がいいだけに、最後まで楽しませてもらいたいと思う。まとまるのかどうかではらはらしてしまうが、杞憂でありますように。

Posted by mikimaru at 11:07 PM | コメント (0)

映画:ハイド・アンド・シーク

ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ - goo映画

子役のダコタ・ファニング見たさに借りてきたDVD。アイ・アム・サムや、コール(原題:Trapped)のころに比べ、子役というより少女らしい顔立ちになってきた。作中の設定は9歳のようだが、実年齢ももうすぐ12歳なので、大人びて見える。

ストーリーとしては怖いところはないのだが、ダコタ・ファニングの目の演技で前半はぞくぞくした。全体的に考えれば、ストーリーや映画の質は、残念ながらいま一歩といったところ。

第一に、ロバート・デニーロとエイミー・アーヴィングが夫妻で、子供がダコタ・ファニングというのが不自然すぎ。おふたりとも成年以上のお子さんがいて不思議ではない貫禄だ。
(余談だが、若いころのエイミー・アーヴィングが大好きだったわたしにとって「似ているなぁ」から「こりゃ本人じゃないか?」への過程は衝撃的だった。あんなに老けてしまったとは。。。)

そして、ストーリー上としても、デニーロほどの存在感がある人なら、変質者が出ようとお化けが出ようと、ナニが出ようと何とかなってしまうのだろうなぁという見方が、観客の側にはあるだろうし、ではそれを逆手にとって制作者側が「驚かせる」方向に作っているのだとしたら「こういう話だったりして〜」が、見事にストライク。(あ、これ、勘のよい人にはネタバレですね)

もう少し若い俳優、40前後の役者を夫婦役で使ったら、かえってよかったような気がする作品だった。

さ、ダコタ・ファニングの作品、次は「宇宙戦争」だ。借りてこよう。

Posted by mikimaru at 01:02 PM | コメント (0)