最近よく耳にする「さおだけ屋はなぜつぶれないのか」は読んだことがないのだが、わたしにはこれまで「天津甘栗の店はなぜあんないい場所にたくさんあるのか」という疑問をもってきた。それはまだ謎のままだ。
天津甘栗は単価が安い。お総菜と違って誰もが毎日買うものではない。それなのに駅前などのよい場所にある。どのくらい売り上げがあり、どれくらいの家賃を払っているのか。
この疑問をより強固なものにしたのは、うちの最寄り駅から徒歩すぐにある甘栗屋の貼り紙がきっかけだった。現在は不明だが、数年前にわたしが気になっていただけでも数ヶ月の間「栗が終わりました、次の栗がはいってくるまで甘栗はありません」とお知らせが貼られていたのだ。とても小さくて、ほかに何かを売っていたとも思えない店が、だ――。
(にもかかわらず、店は連日開店していた。シャッターは上がっていて、店の人は座っていなかった。畳で考えると1枚分くらいの奥行きに見えたのだが。。。緑の小さな公衆電話を毎日店の前に出して、夜遅くなると収納していたことは憶えている)
さて、数日前のこと。しばらく忘れていたこの甘栗の件と近い感情を抱いた。きっかけはテレビ番組で「JJはもともと、女性自身の略だった」と聞いたことだ。
女性自身。病院の待合室や美容院などで目にするし、電車の中では派手な吊革広告で、他誌と一緒になってなかなか笑わせてくれる存在としてお馴染みだ。
「そういえば、誰が買っているのだろう?」
買っている人を見たことがない。愛読している人も知らない。「聞いて聞いて、今週の女性自身でね〜っ」と話しかけられたこともない。みんなで回し読みをしたのは、二十年くらい前だが、女性タレントが飛び降り自殺をしたあと歌番組に幽霊が写った写らないという騒ぎになった昼休みの数分間。。。いや、あれも確実に女性自身だったかどうかは言い切れず、他誌だったかもしれないが。
もしや、個人としての読者よりも、待合室などにおいておく意味で需要が高い雑誌なのかも。個人がお金を出して毎回買うとはとても思えない内容だし。
ふたつのギャグが、数日以上経っても頭から離れない。
ひとつは先週の「時効警察」最終回。これはぜんぜんまじめに見ていなかったのだが、テレビはいつもつけているので、たまに気が向くと振り向いていた。先週の金曜日、出演者の「ふせえり」の台詞で、だいたいこんな感じのがあった。
「ヘンな夢を見ちゃってさ〜。ショッカーが(自分が女将をやっている)旅館に泊まりにくるんだけど、宿帳に『団体職員』て書くの」
――これ、誰が考えたんだろう。。。思い出してもおかしい。
もうひとつは、土曜日の「エンタの神様」。オリエンタルラジオが
「意味はないけれど、むしゃくしゃしたから、オダギリジョーをひらがなに」
頭の中を、大きなフォントで
おだぎりじょー
がmarqueeのごとく流れ、その瞬間、笑いが止まらなくなった。
今日はもう水曜日。いまだに笑えるこのふたつ。
たしか今日からDila高円寺オープンだったと思い、出かけてみた。早朝のうちに駅を見た人物からの情報では、工事はまったく終わっていないとのことで、おそらくそれは来年春にオープンと言われているホテルなのだろう。
というわけで、出かけてみた。わたしは北口を使うので、いままで通りに工事が進んでおり、何も変化がない。とりあえず改札まで行ってみることに。
おぉ、たしかに、店舗がはいっている。
リトルマーメイド、マンスリースイーツの「パステル」(4/30まで)、コンビニ、ベックスコーヒーショップの4軒。
あれ、以前の情報では、5店舗はいるんじゃなかったか?
駅の人がチラシを配っていたので見てみると、なんと、いままであったキオスクも勘定にはいっていた(笑)。なんだ、そういうことか。それならコンビニだって改装前にあったものだから、実質は3店舗追加だ。しかも立ち食いそばがなくなっているから、2店舗追加(ぷぷぷ)。。。ちょっとせこいぞ。まあ、パン屋とコーヒーショップとマンスリースイーツだから、許す。
パステルのプリンは、のちほど別館で掲載予定。
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