April 27, 2006

映画:赤い靴 (1948)

古い映画だが、DISCASで借りてみた。
The Red Shoes - IMDB (英語)

欧州各国でバレエを上演してまわる楽団が舞台。社交界有力者の姪ではあっても踊り子としての実力は認められていなかったヴィクトリア・ページ、彼女の才能を見いだした楽団の長レルメントフ、同じく彼に抜擢された作曲家クラスター。この三人を中心に描かれる物語。

踊ることは人生。だが舞台に乗っていないときの私生活もまた人生。ダンサーらの誰もが抱く葛藤だが、アンデルセンの「赤い靴」で有名になったヴィクトリアにも、その選択が突如としてつきつけられた。足は赤い靴に縛られ、心は愛しい人とともにありたいと願う。そして彼女はついに……。

作中の「赤い靴」初演のシーンが見事。自分で計っていたわけではないがネット上で「15分あった」と書かれていた通り、かなりの長さ。このシーンの最初の数分間を見ただけでも、主演女優のバレエに見とれてしまう。

古い作品なので色や画質は決してよくないが、バレエが好きな人にはぜひおすすめの作品。

Posted by mikimaru at April 27, 2006 10:09 AM
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