September 21, 2004

majordomoとポスペ2001

mikimaru.netのほうで借りているレンタルサーバに、付属で付いているメーリングリスト機能(majordomo)を、ひさびさに活用してみた。以前に使ったときはサーバのバージョンが古かったせいか、メーリングリストの設定も手作業部分が多く、mikimaru.netのmajordomoにメールで設定ファイルを要求して、送られてきたファイルに書き加えて送り返していたのだが……。1年と少し前、レンタル元にサーバの調子が悪いと連絡したら、新サーバに移動してもらえたことがあった。そのときmajordomo のバージョンがあがり、設定も変わったらしい。なんと、設定ファイルをメールで要求したら、ほとんど中身のない返事が来た。どうやらメールで設定を変更できなくなったようだ。セキュリティ上は、いいことなのかもしれないが……?

さて。
友達の皆さんをメーリングリストに入れ、一般の購読と投稿を不可とし、サブジェクト欄にメーリングリスト名を加え、reply-toをリストのアドレスとする。このあたりが基本設定。新メンバーは許可制で管理者が把握できるようにして、さあ開始となったわけだが、果たして皆さんにメールが届いているのか不安。返事を待つこと数時間。

ぼちぼち返事がはいってきたのだが、おひとり「投稿者(わたし)宛て」のお返事をくださった方がいた。自分がreply-toの設定を間違えたのかと思ってチェックすると、間違えていない。その後、もしやと思って実験してみると・・・なんと、ポストペット2001で受信したメール(*1)は、reply-toがどうなっていようと、発信者宛に返事が書かれる仕組みになっているとわかった! こ、こんな不便なことがあってよいのかと、しばし唖然。

(*1)
わたしが実験したのはWindows版のみ。

だが、よく考えてみると、ポスペは個人対個人を念頭においた仲良しのためのソフトウェアだ。とくに2001では、個人情報として重要な意味を持つ誕生日の入力を省略できない(V3では選択可能)。そういったソフトでメーリングリストやreply-toのついたメールを送受信するということは、普通はありえない。開発者さんはあえてその機能を外したのだろう。ちょっとびっくりしたが、そういうものなのだと思うことにした。

ちなみにわたしはポストペットの2001とV3を両方使っている。お楽しみソフトとしては、かなり使えるほうだと思う。V3ではマルチアカウントに対応したが、メールボックスの整理はユーザ側の工夫にまかされているようだ。初期設定のままでは、受信メールが何百通にも増えたときには、かなり使い勝手が悪そうに思う。メールボックス整理のフリーウェアが待たれるところではないかと思うが、わたしはメールの8割くらいをWindowsのBecky!で管理しているので、いまのところはさほど困っていない。

Posted by mikimaru at September 21, 2004 12:43 AM
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