April 22, 2005

浅草橋と神田でお買い物

今日は楽しみにしていたお出かけの日。浅草橋のシモジマ(楽天にも出店)で、ラッピング講座の初級編があったのだ。楽天を通じてクレジットカードで申しこみしてあったため、名前を言って参加するだけの手間いらず。

(この記事に関連した写真は、のちほどmikimarulog -食べ物写真-のほうにも掲載予定)

朝はどんよりと曇っていたが、到着してラッピングを2時間学んだ。そのあとで、参加者がそれぞれ1枚ずつもらった5%割引券を利用し、クマさんの紙袋ほかを購入。いろいろなものが安くて、ほしいものがたくさんあったのだけれど、分量的には考えこんでしまうものが多く、泣く泣く店を出た。たとえばクマさん(購入したものと同じ柄)のしっかりした手提げ袋が、25枚で550円前後だった。10枚入りで300円でも涙を流して飛びついただろうが、25枚入りだと、けっこうかさばる。スーパーのお総菜売り場などにおいているパックが100枚で304円。安すぎるが、半年で10枚使うかどうかなので、これも買う度胸がなかった。おそるべし台東区。この問屋価格は、ほかの区ではなかなか見かけない。

電車で二駅ほど移動し、お茶の水へ。秋葉原とお茶の水の中間地点に、ずっと行きたかった「近江屋洋菓子店」がある。アップルパイが有名ということだが、ずっと行きたいと思っているうち、ほかの方々がブログに書いている評判なども読むようになって、つい最近「実は菓子だけではなくパンもおいている」ということを知った。もともとはベーカリーで、明治創業。日本で初めて(いまではあたりまえの)イートインスタイルを取り入れた店なのだそうだ。店内にはセルフサービスの飲み物があり、パンやお菓子が食べられるらしい。――よし、予備知識もばっちりで準備万端、あとは歩くのみ。

お茶の水から歩くうち「ほんとにここ、ほとんど秋葉原だなぁ」と感じた。お茶の水の駅から線路沿いに秋葉原方向へ歩き、石丸電気とラオックスがすぐ近くに見える信号を右折。数分歩くと店に到着。

……店内も商品も、噂通りだった。二十年くらい前にタイムスリップしたかのような、オーソドックスなケーキがショーケースにずらり。これぞほんとうに「洋菓子」という感じだ。フルーツを使ったケーキが評判らしいが、持ち運びが不安だったことや、今日はそんなに急いでケーキを食べられない予感から、わたしはシンプルな焼き菓子を少しとパウンドケーキ、そして平凡にプリンを買って帰ってきた。

お昼過ぎだったせいか、パンの種類はさほど多くなかったが、残っているパンから想像すると、調理パンや家庭的なパンが多いようだ。奥のカウンタやテーブルとは特別な区切りがあるわけではなく、リラックスした雰囲気で平均年齢の高そうなお客さんたちがくつろいでいた。

正直なところ、あんなによい場所で、こんな古いスタイルで店が残っていられるのは、よほど味が自慢なのだろうと思う。焼き菓子は安かったが(15センチくらいあるパウンドケーキが399円だった)、生クリームやフルーツを使ったケーキは、そこそこのお値段。自慢のアップルパイはカットが300円だった。

Posted by mikimaru at April 22, 2005 03:09 PM
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