October 11, 2004

包む、折る

何週間くらい前だったか、通販で買った本の箱に感動した。広げると一枚の厚いダンボール。だがそれを、切りこみに沿って間違わずに折るだけで、A4くらいのやや厚いダンボール箱になるのだ。これなら組み立てるまでの資材置き場もスペースが小さいだろうし、受けとった側もたたむのがあっというま。本当に、頭のよい人はいるものだ。

昔から折り紙が盛んだったことにも関係あるのか、地図などの紙を一気に広げて楽にたたむ技術は、日本がほんとうに進んでいるのだそうだ。詳細をすっかり忘れたが外国で重要な用件に活用されている事例もあったと思う(……といっても、こんな曖昧な書き方では誰も裏をとれないので、申し訳ない)。

切りこみを入れやすい厚紙がシート状のまま売られていたら、ちょっとした梱包に便利なのではないかと思うが、なかなか見あたらないようだ。何百枚も買うのなら問屋が卸してくれるかもしれないが(苦笑)、素人がたまに数十枚ほしがるようでは話にならないのだろう。

わたしには紙類やダンボールをとりあえず溜めこんでしまう傾向があるが、小さな荷物を送りたいときは大きなダンボールの一部をカットする。これはけっこう面倒だ。だが、普通の人ならとっておかないような「栄養ドリンク10本入り」(例:チオビタドリンクなど)の箱を広げた厚紙がたまたま何枚かあると、折り方を工夫しながら組み合わせて数カ所にガムテープを貼る程度で、けっこう丈夫な箱になることも。栄養ドリンクの箱のように、重さに耐えられる厚紙は貴重だ。

Posted by mikimaru at October 11, 2004 05:20 PM
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