January 10, 2005

映画:クリムゾン・リバー2

クリムゾン・リバー2をDVDで見た。日本語の公式サイトはこちら。
http://www.cr2.jp/
冒頭のFLASHムービーで最後に「フランス市警」という言葉が出たのはちょっと笑えたが、見間違いであることを祈る。もう一度チェックするのも面倒だ。

前作と構成やノリを似せた娯楽作。ほどよいできだと思うし、ラストも型にはまっていて(よい意味で)安心できる。クライマックスに関してちょっとヒントを書くと、いや、ある意味で全体的にそう言えるのだが、レイダース・オブ・ザ・ロスト・アークを彷彿とさせた。前作同様に「普通、このラストでは全員が死んでいるだろう」なのだが、今回もしっかり生還する。

無理に同じ俳優コンビで同じ設定にするより、新鮮さがあったように思う。

今回の相棒となったレダ役のブノワ・マジメルという役者さんは、子役から見事に成長した実力派とのこと。2001年の「ピアニスト」という作品で、カンヌ映画祭において最優秀主演男優賞を受賞し、それが史上最年少ということで話題になったようだが、去年その記録は日本の柳楽優弥(やぎらゆうや)少年によって破られた。

ピアニストの関連URL: http://www.herald.co.jp/movies/pianist/intro.html

ところで、一味の黒幕として出演のクリストファー・リーだが、かなりの高齢と思われるのに最近とくによく見かける。わたしにとってクリストファー・リーといえば70年代くらいのドラキュラものだった。だが最近の出演作品(ロード・オブ・ザ・リングなど)での印象のほうが、だんだんと強くなってきた。この作品ではフランス語とドイツ語の台詞が出てくるものの、とてもお上手だ。生まれはイギリスと聞いているが……。ちょっと検索してみたところ:
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=38245
こちらによると、7カ国語を話せるとのこと。なるほど、納得。

Posted by mikimaru at January 10, 2005 01:46 AM
コメント