February 13, 2006

映画:宇宙戦争

これはどちらかというと、娘役のダコタ・ファニング目当てで借りてきたが、覚悟していた度合いを上まわって、かなりつまらなかった (>_<) 。

宇宙戦争 - 公式サイト

そもそもが、トム・クルーズに似合う役ではない。家族のためにひたすら歩き、守るためには戦う姿は理想的な父だろう。だが上流階級とおぼしき元妻の家族と、トム・クルーズ演じる粗野な主人公(子供たちにとっては、ときどき会うだけの父)は、出会った接点も想像できないし、数ヶ月ならともかくふたりも子供ができるほどの年数をうまくやっていたようには、とても見えない。(絶対ないとは言い切れないが、普段は知的か中流以上の役柄が多いトム・クルーズには無理がある)

映像としては「このシーン、アビスを思い出す」とか「このデザイン、エイリアンに似てる」とか、自宅で見ているのをいいことに言いたい放題だったのだが、全体として安っぽいし、いかにも描いている。

そして話としては「こういうオチしかないだろう」という通りのもので、予想を裏切らない。ところどころでTV朝日のロゴがはいったバンの前でレポーターが話したり、「大阪では2体やっつけたようだ、おれたちもやろう」とティム・ロビンスの台詞があったりと、細かいところでウケてしまった。

悪口ばかり書いてしまったが、ダコタ・ファニングは今後も注目していきたい。

Posted by mikimaru at 08:36 PM | コメント (0)