November 02, 2004

夜霧

午前3時過ぎと、早朝6時に、たまたま玄関のドアを開ける機会があった。

最初のときは、あたりの白く濁った空気を見て、品のない発想だが「そこらへんで誰かたき火でもしているのか」「夜中にサンマを七輪で?」などなど、すっかり煙だと思ってしまったが、よく考えたらまったく匂いがないし、ひんやりと気持ちよい。霧だとわかるまでに2秒くらいかかってしまった。早朝には、もう消えていると思いこんでいたのでまた驚いた。つくづく学習機能がない人間だ。

普通の霧が少なくなり、真夏の新宿にエアコンによる霧が出ることが多くなったと聞いてしばらく経つ。わたしが天然の霧を見たのも、おそらく久しぶりだったのだ。

10月の東京は、年間降雨量の2分の1ほど降ったとか降らないとか聞くが(裏をとろうと思ったが、60年ぶりの記録更新とか、10月前半にしてすでに例年の3倍強の降雨量といった表現しか出てこなかった)、降雨量と霧は関係があるのだろう。

Posted by mikimaru at November 2, 2004 03:24 PM
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