November 08, 2004

ジャムの本

先日紹介した、DASH村の三瓶さんの本と一緒に購入。
ジャムジャム25種・ペクチンの手づくりから販売まで
価格が2000円であること、生産農家など材料調達のあてがある人向けの起業本の意味合いがあることとで、ジャムの作り方が載っていればそれでよしという人には、ちょっと向いていないかもしれない。レシピそのものならば、ネット上にいくらでもアイディアが転がっているからだ。だが、起業するほどではなくとも食品衛生や加工の分野に関心がある人は、ジャムに特化した本はさほど多くないと思われるため、貴重な一冊になると思う。

喫茶店などで自家製ジャムを瓶詰めして通販している場合もあると思うが、瓶詰めして保存食として販売(賞味期限を適切に設定して表示、食品ラベルを貼付)するのは、また別の免許がいるらしい。わたしが以前に聞きかじった範囲では、保健所に届け出て食品関連の営業許可を得るのにも34種類ほどあるそうだ(都道府県により種類や基準が微妙に違うが、だいたいこのくらい)。このジャムの例にあてはめて考えると、喫茶店や飲食店などの免許では、自家製ジャムを作り客の皿に添えて出すことはできても、おそらくそれを瓶詰めにして販売するには、瓶詰め加工品を販売する許可を別にとることになるのだろう。

Posted by mikimaru at November 8, 2004 04:12 PM
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