December 24, 2004

バターが好き

最近はわからないが、80〜90年代くらいは、バターはカロリーが高くてコレステロールの心配があるので、代用できる場合はマーガリンが望ましいという概念が、社会に広くあったように思う。数年前に「最近はその考えが見直されて、バターのほうが体にいい」という話を聞きかじった。わたしはどのみちバター派なのでマーガリンは食べないが(加工品にはいっていれば食べるので、毛嫌いではない)、実際にはどうなのだろうと考えた。味と健康と両方によいのなら、これからも自信を持ってバターを買いつづける。

菓子、パン、ともにバターを使う。とくにカルピスバターの大ファンだ。とてもまろやかでおいしい。パンにもバターを塗るし、マーガリンを料理に使う状況が思い浮かばないので、とりあえず積極的には買っていない。購入した菓子がマーガリンを使っているとピンとくる。バターならもっと美味しかったのにと思ってしまうこともある(マーガリンのままでも美味しいと思うものもあるが)。

バターはマーガリンよりカロリーがあると思いこんできたが、通販サイトで以前にカロリー表を見た経験や、カロリーに関係ある話題を提供しているサイトで「バターとマーガリン vs サラダ油」といった表現を見てきたことから判断すると、バターとマーガリンにはカロリーの差はなさそうだ。15分くらいかけてあちこちを検索してみて、カロリーに差はないとズバリ書いているサイトもあったが、自分で確信をもっていることではないので、本日現在は「そうらしい」と書くにとどめておく。

カロリーに差がないのなら、味が美味しいバターのほうをとることに躊躇はないのだが、脂肪や健康の面ではどうかと、さらに検索をしてみた。すると、トランス脂肪酸という言葉に、あちこちで出くわした。

定義としては「食の安全協会」から:
http://www.food-safety.gr.jp/syokuhinhyouji/torannsusibousan.htm

 トランス脂肪酸とは、マーガリンなどを製造する際、液状の不飽和脂肪酸を固形化するために水素添加を施すことによって飽和脂肪酸に変化させる過程において発生する物質である。 
同ページ内には、害なども記載されている。

関連して、今年5月の日経ヘルスの記事:
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/307355
「たくさんとると、ボケやすい」

検索してみた記事に共通するのは、現段階では日本国内で出まわるマーガリンの多くにトランス脂肪酸が含まれているということだった。もちろん、含まれていない製品もあるだろう。

マーガリンは危ないというつもりは毛頭ないし、どんな食品でも摂取しすぎたらろくなことはないので、大騒ぎするつもりもない。だが、これまで通りでバター好みの姿勢を変える必要がないということは、確認できた。

Posted by mikimaru at December 24, 2004 10:00 AM
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