January 20, 2005

ブログ時代の「ネタバレ」記事

映画「ボイス」の主演女性と、テレビで夜中に放映している韓国ドラマの女性は同じ人なのかどうか、急に気になってしまって検索をした(ちなみに同一人物だった)。テレビドラマのほうのタイトルは「バリの出来事」というらしいので、そのタイトルで検索すると、なななんと!

いまが何話を放映しているところか知らないが、最終話の感想が詳細に載ったブログがいくつか引っかかった。全20話らしいので、2004年12月から週に数回放送のテレビ深夜枠だけをご覧の人にしてみれば、まだ前半しか知らないことになる。そういった人が偶然にこれらのブログを読んでしまったらお気の毒だろうなと、人ごとながら心配になった。

(掲載後に訂正。最終話に関してまで書いてあったのは、ブログではなく、ウェブページだった)

TBSによる番組紹介記事はこちら。(ちなみにこの「内容」紹介は、とてもわかりづらく、頭にはいらない)
http://www.tbs.co.jp/program/baridenodekigoto.html

ウェブページの場合にはネタバレ部分を別ページに書いてそこをロボットに読ませにくくするなどの工夫ができるだろうし、直接のお客さんにはネタバレ部分の色を背景色と同じなどにして「ネタバレ」と注意することもできる。もっとも、背景色を無視して自分の色を設定している人やテキスト優先のブラウザを使っている人には無力だが、何割かの人には有効ということだ。

だがブログ(とくに自前ではなくレンタル)の場合は、ロボット排除のために各ページのヘッダを触らせてくれることはまずないだろう。ping送信をしたら最後、世の中に向けて発信されている。ドラマや映画に関連がある単語が含まれる記事をぜんぶ拾い出す設定の人には、ネタバレも瞬時に流れてしまう可能性がある。ネタバレ記事かどうかでpingを出すかどうか決めている人がいるとは考えにくい。

ブログ時代のネタバレは、手を伸ばせばすぐそこにあるのだと実感。

突き詰めて考えてみれば、自分の住んでいる地域(や環境)でテレビ放送されたからといって堂々とネタバレしてもいいかというと、それはその地域(または環境)の人の勘違いだと言えるだろう。わたしは主に地上派を見ているが、ケーブルや衛星放送で自分の見ていない海外ドラマを知っていそうな人のサイトでは警戒して、ネタバレ欄は見ないようにすることもある。だが地上派に関しては、放送が遅い地域のことを忘れて、わたしもまた無神経にネタバレを書いたことがあるかもしれない。まだ「ネタバレを読んでショックを受ける側」にまわったことがさほど多くないから、無神経になっているかもしれない。

このブログ上での映画に関しては、できるだけストーリーを書きすぎないようにしてきたつもりだが、これからも、できるだけネタバレには気をつけようと思う。

Posted by mikimaru at January 20, 2005 06:37 PM
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