October 25, 2005

映画:ショーン・オブ・ザ・デッド

ドーン・オブ・ザ・デッドではなく、2004年のイギリス映画。
IMDB: Shaun of the Dead - ショーン・オブ・ザ・デッド(英語)

てっきりゾンビストーリーをお笑いにしたパロディ映画かと思ったが、独自の持ち味がある作品だった。笑えるシーンも確かに多いが、かなり練りこんだ辛口の「大人の笑い」が根底にある。

主人公たちがだらだらと怠惰に日常を送るなか、ロンドンには怪事件(死んだ人が生き返って生きた人間を襲うというおきまりのゾンビストーリー)が日増しに増えていた。だが事態が深刻になり自分たちの身の回りに彼らが現れるぎりぎりの瞬間まで、ロンドン市民や主人公らは「それ」を驚異とも現実ともとらえていなかった。

身に降りかかるそのときまで何事も他人事(ひとごと)。実際にこんなものかもしれないなと思って見ていたが、ラストシーンにはちょっとびっくりさせられた――やはり明るい映画だったのか?(^^:

Posted by mikimaru at October 25, 2005 01:22 AM
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