January 06, 2006

映画:バタフライ・エフェクト

2003年アメリカ映画。年末年始にまとめて借りたDVDの一枚。
公式サイト - Flashが多く、ポップアップメニュー
goo映画 バタフライ・エフェクト - こちらのほうが画面が軽い

子供のころから何度か記憶喪失を体験していた少年エヴァン。彼の父は心を病み、病院に暮らしていた。母はエヴァンが自分では詳細を記憶していない言動に不安を抱き、父の病気との関係を懸念する。そして初めて面会できることになった日、父は少年の首に手をかけた。

いくつかのつらい経験を経て、その具体的な部分で記憶を失いながら日々を重ねた少年は、日記を付けることを思い立つ。そして数年後、青年となり大学に学ぶ彼は、少年のころ欠落した記憶にたどりつく方法があることに気づいた。

――何を書いてもネタバレになってしまいそうだが、バタフライ・エフェクトとは、辞書によれば「チョウチョウ効果:南米でのチョウの羽ばたきが北米で旋風になるというような予測できない変化のしかた」のこと。あのときああしていれば、ああしなければの if がどう動いたか、それがこの映画のチョウチョの羽。

タイムパラドックスの話は多くあるが、少しひねりがある。見終わってから何度か「あのシーンはこういう意味だったのだろうか」と、考えているうちにさらに混乱した。混乱といっても、卵が先か鶏が先か、変わったはずの時間軸が実はつながっているのかどうか、といった程度だが。

話としてはおもしろいほうだと思うが、見終わったあとで主人公にあまり共感できなかった。

Posted by mikimaru at January 6, 2006 04:45 AM
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