October 22, 2005

チーズバーガー法案

エキサイト経由のロイター記事によると
チーズバーガー法、米下院で可決
だそうだ。

[ワシントン 20日 ロイター] 肥満の原因として食品産業を訴えることを禁じる、いわゆる「チーズバーガー法案」が水曜日に米下院で可決された。

先日「スーパーサイズミー」を見たが、やはりファーストフードは太ると思う。これで食品企業を訴えられないというのなら、経済が潤うという理由だけでファーストフード業界に歯止めをかけない行政を訴えるのがいいだろう。

ホワイトハウスは、「個人の肥満の原因は食品メーカー、販売業者、卸売業者、スポンサーにあるのではない。肥満は個人の食品摂取に起因するものである」との声明を発表して同法案を議会に差し戻していた。

日本など一部の国がアスベストの危険性を古くから知りながら、業界への配慮としがらみで国民の啓蒙をおろそかにしてきた問題と通じるような気がするのは、気のせいか?

わたしは何でもかんでも訴えればいいと言っているのではないし、自分の過失で足にコーヒーをかけてマクドナルドを訴えた高齢女性やら、電子レンジに猫を入れたなどという話は、失礼かとは思うがおバカではないかと思う(同時にそれで買った負けたが決まるアメリカの裁判社会も冗談のようだと思う)――だが訴えることが世間へのPRになることも、多くある。日本でも公害や自然破壊の訴訟で原告を人間以外にする例もある。

アメリカ合衆国(そしてアジアの片隅にあると言われているニ○ンという属国も)、世界の飢餓を思えば高カロリー食を減らさなければいけないと、強く感じる。

Posted by mikimaru at October 22, 2005 11:01 PM
コメント