February 28, 2006

和菓子の講習が終了

去年と今年2年連続で参加した、4日間ずつの製菓学校講習。去年は一般的に幅広く学び(和洋菓子、製パン)、今年は和菓子を選んだ。今後もときどき任意で参加する講習(見学がメイン)もあるが、まずはこれでひととおり「やり遂げたぞ」と、ほっと一息。

わたしが参加しているのは2年間の通信教育コース。ときどきレポートを出して、実習に参加して、よほどさぼらなければ2年すると卒業となり、製菓衛生師受験資格というのがもらえる。わたしも今後とくに問題なければ夏くらいには修了し、受験資格を得る。

製菓衛生師というのは(おおざっぱに書けば)全日制の製菓学校に1年以上通うか、そうした学校が提供する通信教育課程を修了するか、あるいは菓子製造業で製菓部門に(←事務などではだめ)一定期間以上を従事することで「受験資格がもらえる」もの。別にこれがあったからどうの、なかったからどうのということはないが、同じようにお金をかけて菓子学校や料理教室に通うのなら、何か資格に結びつきやすいもののほうがお得感があるというもの。

実習の話題は別館の「食べ物写真」で掲載していく。

わたしが和菓子を専攻したのは、洋菓子は教えてくれる学校や個人が多いし、製パンは自分の趣味ですでに独自路線を突っ走っているし(個人や小規模の教室ならばまだしも、プロを養成する学校では自家製酵母などは教えない)、ならば和菓子だろう、という単純な理由。おかげで少人数の環境で4日間楽しく学ぶことができた。そしてその少人数のうち少なくとも3〜4名が、わたしと同じことを考えて専攻していたとわかった。

実習の感覚をまだ失わないうちにと、昨夜は富澤商店で和菓子材料をたっぷり注文。数日中には粉類がたくさんやってくる。台所を整理しないといけない。

ところで、先日から褒めていたATOKだが、和菓子関係の用語は弱いのかも。上用粉は、音としては「じょうよこ」だが、「じょうようこ」で変換される。上用粉は上新粉(うるち米の粉)のより細かい粉だ。そしてこれの正式な漢字のほう(薯蕷粉)は、はいっていないようなので、自分で単語登録した。

Posted by mikimaru at February 28, 2006 10:55 AM
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