キリストの半生をウィレム・デフォー主演で描く。
goo 映画 - 最後の誘惑
わたしはキリスト教徒ではないし、周囲に熱心な信者もいない。つまり、キリスト教をどんな風に描こうと、そこそこ寛容でいられる立場だと思うが――この作品に関しては、どこかから厳重な抗議がきたのではないかと、人ごとながら心配になった。
最後の30〜40分くらいのあいだに、あまりにもストーリーが荒唐無稽なので「なるほど、これが最後の誘惑なのか」と、見ながら考えていたが、たとえどうまとめようと、平常心ではいられない信者も多かったのでは。。。
つい先週あたりから話題になっている「ユダは裏切っていなかった」と同じ説に基づく作品。すると、以前からこういう解釈はあったのだ。知らなかった。
ウィレム・デフォーは、うまい役者さんだと思う。だが、ときどき出る表情、とくに映画の最後の最後については、何とも「現代アメリカの俳優さん」といったもので、その瞬間に映画の世界から現実にもどされてしまった。
とにかく長いので、よほど見てみたい人以外には、強くおすすめしない。
Posted by mikimaru at April 17, 2006 03:59 AM日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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