1997年に Cube で話題になった監督が、同作品に出演していた俳優ふたりと何度目かの協力をして作った娯楽作。途中から、どんどんと何かが消えていく。最後に残るのは何かという点に見る側は引きつけられるが、そこはさすがなもので、安直に Nothing (何もない) にはしていかない。最後には、何かが残る。
最初に少しだけ人は出てくるが、途中からは男ふたりとカメだけ。
Cubeの監督ということで、真剣な話を期待している人には申し訳ないが、これはわたしとしては「娯楽作」、期待と違っていた人にとっては「脱力系のバカ話」かもしれない。
デイヴィッドを演じた David Hewlett は、わたしは3回(4作品)しか見たことがない。だがどれほど久しぶりに見ても、いつも見ているような錯覚に陥る人なつこい顔立ちの俳優さんだ。IMDBで見てみると、テレビの活躍が多そう。
ちなみにその3回(4作品)とは:
1度目は、スキャナーズ2 (1991) 。2度目は Cube (1997) と、その作品の予兆となる低予算映画 Elevated (1997) ―― この作品はかつてレンタルビデオで1巻におさめられていたので、ご覧になった方も多いかもしれない、そして今回の Nothing (2003) だ。
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