February 04, 2005

節分で、海苔巻きだらけ

昨日の早朝はウォーキングの途中にセブンイレブンで太巻きを見たのだが、「なぜこの程度の大きさで380円もするのだろう」と考えこんでしまった。わたしが節分で太巻きという組み合わせを聞いたのは2年前が初めてで、その当時は東京のコンビニがこの商法に乗るようなことはなかった。だが今年は数日前から太巻きが少しずつ出てきて、節分の当日であった昨日は、二種類もあった。

別に食べたくはなかったのだが目新しいものはとりあえずおさえる性格のため、普段の太巻きより何かが美味しいのかもしれないと、中サイズのものを1本買って家族と分け合った。なんと、短くカットしたゴボウがはいっていた。海苔巻きにゴボウというのは、わたしには新しい感覚だったが、普段からよくある組み合わせなのだろうか。

昼ころ、春菊を買いに近所のスーパーへ出かけた。そのスーパーは弁当売り場、総菜売り場が大きいのだが、なんと弁当の棚の半分近くが太巻きだった。一般的な海苔で巻いたもの、薄卵で巻いたものと、いろいろある。だが、さすがに1日に2回も太巻きを食べる気にはならないので、買わずに去った。

節分に太巻きという組み合わせは、海苔業者と寿司屋が関西ではじめた宣伝に由来すると聞いたことがあるが、関東育ちのわたしは、焼いた鰯の頭を飾った場所に豆をまき、福茶(炒った大豆に熱湯をかける)を飲み、年齢の数だけ豆を食べる、といった習慣しかなかった。

東北の某地域で育った人の話によると、豆まきは「落花生」でやったそうだ。もともと殻を割って食べる落花生は、投げて地面に落ちても影響がないのだから無駄がなく食べられてよいということだが、初めて聞いたときはかなり驚いた。地域それぞれ、いろいろあるのだな。

Posted by mikimaru at February 4, 2005 08:49 AM
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