April 18, 2006

そういえば「バイオ・インフェルノ」

先日ここに書いた「マニトウ」と同じく、テレビで偶然に2回くらい見ただけの作品。2回とも夜中の放送で、狙っていたわけでもないのに偶然に見てしまった。ほかにこのパターンはフランコ・ネロ主演の「白い牙(ホワイト・ファング)」がある。しかも後者の場合は、眠れなくて夜中にテレビをつけたら2回とも始まるところだったという偶然で、デジャヴを味わいながら見たものだ。

さて、「バイオ・インフェルノ」だが、原題を Warning Sign という。農業研究施設だと思っていた場所で実は極秘の研究もおこなわれていて、ちょっとしたはずみに屋内がそっくり汚染されてしまった。規則に従って全員を屋内に待機させる主人公の保安係に扮したのはキャスリーン・クインラン――アポロ13ではトム・ハンクスの妻。トワイライトゾーン映画版では、驚異的な能力を持つわがままな少年をしかりつける毅然とした女性を演じた。ほかに「キャメロット・ガーデンの少女」など多数に出演。

で、映画の内容だが。。。お決まりの通り、同僚たちがバタバタと倒れ、一部はゾンビのごとく変貌し、恐怖を感じた「まだゾンビではない」人々は、外に出してくれない保安係に不満をぶつけるべく、彼女のいた部屋に力づくで押し入ってしまう。これにより、唯一安全な状況で外部と連絡をとることができていた主人公も感染と暴力の危険にさらされることに。

いまで思えば定番中の定番、安心してみていられるB級なのだが、80年代はぎりぎりこんなストーリーが「まだありふれていなかった時代」と思われる。いま見たらわからないが、思い出せる範囲では素直におもしろい。

Posted by mikimaru at April 18, 2006 02:20 PM
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