オーソン・ウェルズとジョーン・フォンテーンの1944年版「ジェーン・エア」をDVDで見た。ストーリーはほぼわかっていたし(嵐が丘ほど鮮明ではなかったが、だいたいの設定は覚えていた)、見どころとしては「昔の映画って、いま見るとどんな感じなのだろう」という点だと思っていたが、いや〜、女優さんがきれい。ジョーン・フォンテーンは「風と共に去りぬ」でメラニーを演じたオリヴィア・デハヴィランドと姉妹だと聞いているが、とにかく美しい。少し意地悪な書き方をしてしまえば、女優さんの美しさも、セットのちゃちさをそれと悟らせないのも、モノクロ映画のなせるわざかもしれないが…。前半にエリザベス・テーラーに似た少女が友達役で出ていたのだが、IMDBのデータに名前があったので、どうやら本人の可能性が高そうだ。
野暮を承知で書いてしまうが、現代ではあり得ないストーリーだ。現代人なら数日で「あれは何ですか、気になってしかたない」と問いただす。だが1830年代の人というのは相手が語るまで問いたださないものらしく、秘密は何ヶ月も(ひょっとしたら数年?)そのままに。
ストーリーのじれったさと、登場人物が見つめ合う際の「間(ま)のとりかた」などで、性に合わない人はいると思うが、わたしはそこそこ楽しめた。
ジェーン・エア、嵐が丘などイギリスの古典は何度も映像化されているので、比較してみるとおもしろいかもしれない。
うちの近所に関してだけでも、だいぶ駐車場が増えてきた。昨日は久しぶりに以前よく歩いていたウォーキングコース(といっても15分〜20分で帰ってこられる住宅街)を歩いたのだが、うちのアパートから北へ200メートルくらい進んだだけで、2カ所も青空駐車場が。それぞれ数台用だが、以前に何があったか思い出せないということは古い住宅が駐車場用に土地を売ったのだろう。
最寄り駅の近くなどはもっとこの現象が進んでいて、ある小さめの商店街なかほどでは店やその裏にあったと思われる倉庫や住居スペースが駐車場になり、周囲がぐるりと駐車場になった中で残っている定職屋はかなり目立っている。また、以前に何度か通った蕎麦屋の前を通ったら、最後に通ってから数週間しか経っていないと思うのだが、やはり駐車場になっていた。
道路交通法が改正になって駐車場の確保が焦眉の急になっているとの話を聞いたことがあるが、どう改正になったのかなど詳しいことは、車を持たないわたしにはよくわからない。ただ、かなりの勢いだということだけは実感できる。
これだけ急に増えてきたのだから、おそらく月極ではなくて、時間貸しや契約車両専用の用途なのだろうとは思うが、周辺の急激な変化を少し寂しいと思う。