December 05, 2006

京ぽん、ハングる

別宅から通信する際には京ぽんをモデムとして使っているのだが、昨日の夕方は何かのはずみにうんともすんとも言わなくなった。電源を切ることもできず、閉じてもアラートのつもりか派手な色で光りつづけて精神衛生上よくない。さらに困ることには、もしハングったことで設定が消えたとしたら、電話がかかってきたら病室で鳴ってしまうことになるわけで、うっかり持ち歩けない。

バッテリを抜いてしまえと思ったのだが、蓋をあけてみたところ、バッテリと本体をつなぐラインがとてもデリケートな物体に見えたので(小さなゴムのようなものがはめこまれている)、うっかり触ってブツッと切れたらどうしようと躊躇。

だが、充電はばっちりなので、自然な消耗を待っていたら、いつまで経ってもこのままであること間違いなし。

仕方ないので公衆電話から家に電話し、家族に相談した。

念のために鳴らしてもらうと「おかけになった電話番号は電波の届かないところ〜」というメッセージが出たそうで、とりあえず鳴りだして病室で迷惑をかけることはなさそうだとわかった。引きつづきネットで検索してもらうと、やはりバッテリを引っこ抜くのが有力な説だという。

度胸を出して、爪の先で、バッテリと本体をつなぐゴムのようなものに触れてみた。

一件落着。電源を切ることができた。これで病室に持ち帰れる。

この間、たった30分くらいなのだが、けっこうパニックした。これは以前に初代の京ぽんが新幹線の中でハングしてトンネルで電波が届かなくなって偶然に復旧したことにつづいて二度目だが、ひと言だけ言いたい。

「電機製品なんだから、電源くらい切らせてくれ」

Posted by mikimaru at 02:48 PM | コメント (0)