「春よ恋」と水だけで作っている酵母だが、そろそろ1ヶ月が経過した。最初の2週間くらいはまだ気温が低かったこともあってガラスのボウルにラップをかけて室温で育てていたが、その後はソネットの通販で買ったハーボットのお弁当箱に移動し、冷蔵庫で育てている。
できれば毎日少しずつ中身を取り出して(取り出したほうを便宜的にA)、残った生地(親であるこちらはB)に、新しい小麦粉を新しい水で軽くこねたものを加えて、よく混ぜる。もしどうしてもAを取り出せない(次を焼く予定がない)場合には、Bに少し足して混ぜる。
Aは別の小さめタッパーに入れ、やはりそちらにも新しい小麦粉を新しい水で軽くこねたものを加える(加える分量は少なくてよい)。半日〜2日くらい寝かせてから、そのまま次に焼くパン生地の一部として使う。
お弁当箱をあけると、アルコールの爽やかな匂いがする。水と小麦粉だけなのに、発酵しているのだ。まだ威力は弱いので市販酵母を少なめに加えているが、これだけでもパンが焼けるくらいの発酵力がついてくれる日を心待ちにしている。
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