近所の書店に平積みになっていて、いつも気になっていたのだが、昨日ついに買ってみた。
新潮文庫「しゃばけ」
病弱な若だんな、彼を守る世間ズレした手代たち(世間「と」ズレているの意、彼らは実はあやかし)、そして家にたくさんいる人ならずの存在。。。これはけっこう読ませるぞと思っていたら、あっというまに読み終わってしまった。
たしかこの作者は先日どこかで新刊が出たという情報を見た気がしたので、ちょっと検索でもしてみるかと、気軽に作品を調べてみたが。。。なんと、このシリーズ2作目の短編集「ぬしさまへ」がとてつもなくおもしろいとのクチコミが。これよりおもしろいのなら、読んでみようかという気になり、さっそく買ってきた。
ただいま「ぬしさまへ」の途中。
どういう読み方が一般的なのかはともかく、わたしはこの話の「世間(と)ズレ」ている部分がかなりツボにはまる。若だんなはふつうに世間知らずなのだが、世間を知っているあやかしたちは若だんなの身と一緒にいられる暮らしのことしか考えていなくて、かなりずれている。
やはり、ネット本屋だけでなく、偶然に手にとらないと出会わない本もあるんだな。
Posted by mikimaru at July 5, 2007 09:51 PM鳴家ちゃん可愛いですよね!
(…と、夜中に言い逃げしてみたり。きゅわきゅわ)
わたしは、いぬさんは鈴彦姫がお好きかと思っておりましたが、鳴家ちゃんでしたか(^^)。