August 19, 2007

映画:サイレン

とてつもなくつまらなかったで賞。ストーリーの矛盾がどうの以前に、全体像として、なんでこれが映画の企画としてとおるのか。。。?

3人家族が末子の療養のため離島にやってくる。父はライター(「ムー」みたいな雑誌で「アトランティス」というのを担当?)で、病気の弟、その母親代わりとして世話を焼く姉だ。だが島の雰囲気は歓迎とはほど遠かった。やがて島には「サイレン」が鳴り響いて……。

とにかくストーリーが変。
29年前に何らかの惨劇があって、島の人間が全員いなくなった(阿部寛を除いて)らしいのだが、現在島にいる方々は、5代くらい前から島一筋って感じなんですけど〜? ふつうそんな事態があったらいまも無人島か(縁起悪いし)、何かの目的を持った集団移住として人がやってくるか、大規模な計画の一端(たとえば政府による入植計画)として人が送り込まれるのだと思うが、住民は古くさい因習を引きずった土着の面々という感じしか、しなかった。

この説明、いつか出るのかなと思ったけど、わからなかった。。。なかったんだよ、たぶん。

オチも何やら、おもしろくない。どんでん返しというよりは、あってよかったんだかどうかわからない展開だ。そのままストレートに行ったほうが、すっきりしていたのでは。

Posted by mikimaru at August 19, 2007 10:10 PM
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