できるだけ毎日1〜2回は外出しようと思っているのだが、今日は1歩たりとも外へ出たくなかった。それでも夕方になったら出かけなくてはと思ったのだが、テレビをつけたら「まだ東京は30℃以上あります」などとアナウンサーが言うものだから、出かけないことに決定。なんでも最高気温は35℃近くあったらしい。とんでもない。
昼前からエアコンをつけてしまったのも久しぶりだし(←いつもなら、だいたい午後2時くらいまでは風通しをよくして扇風機をつける程度で済ませている)、エアコンのある部屋から数メートルしか離れていない自宅玄関ですでにして感じる「もわっ」とした気配に、外出なんてとんでもない、ぶるぶるぶる、と怖じ気づいた。ただごとではない暑さだった。
暑いといえば:
何週間か前のテレビ番組で、地球が暑くなって氷が溶けても海面は上昇しないと言っていた人がいた。コップの氷は溶けても水はあふれないだろう、それと同じ理屈だ、というのだ。
それを聞いた瞬間「えっ、そうなのかっ? そんな問題だったのか? わたしはそんなこと考えたこともなかったぞ」と、かなりドギマギしてしまったのだが、しばらくして考え直した。
地球の氷は、浮いてるものがすべてじゃない。陸地の上や高山の上にある氷が溶けたら、海に流れ落ちたり、水蒸気になって地球全体の水の循環量が増えたりして、けっきょくは水として地球上に存在する量が増えるのだ。それにお銚子に口切りいっぱいの酒を入れてお燗をつけたらあふれるのと同じで、海水全体が温かくなったら、氷水がたくさんあったころより、海全体の水の量は増えるんじゃないのか。。。?
とにかく世界の一部地域において、島暮らしの方々にとっては、できるだけ早く移住をしなければならないほどの危機なのだから、上昇しませんなどと言い切られては「その発言の意図はなんなのだろう」と、面食らってしまうのだ。。。番組名は覚えているけれど言ったのがどこの誰だったのかは忘れた。ああ、びっくりした。
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