April 16, 2007

自家製酵母(小麦から)

去年は春以降ほとんどパン焼きをしないまま秋から入院、冷蔵庫にあった自家製酵母もすべて捨ててもらったのだが、春からまた酵母を作りたくなった。

去年までわたしがせっせと作っていたのはドライフルーツやヨーグルトを水に浸けて発酵させるという、比較的簡単で、匂いも甘くてわかりやすい(発酵か腐敗かの区別が素人にも簡単なので危険が少ない)ものだったが、今年は違う。。。挑戦しはじめてまだ1週間に満たないが、毎日少しずつ手を加えて、数週間勝負でパン種にしていくという壮大な(!?)計画だ。

これまで何度も失敗したライ麦をやめ、ごく普通の小麦粉で開始した。ライ麦は正直なところ「失敗した匂いなのかどうか、わたしにはわからない」のだ(^^;。酸っぱいあの香りをかぐと問答無用で捨てたくなってしまい、失敗かどうかもわからずに、何度ゴミ箱のお世話になったことやら。。。

その点、普通の小麦粉なら、多少はわかるだろうと思うことにして再挑戦。

手順はいたって簡単。
● 清潔な容器に小麦粉「春よ恋」と日田天領水を、まずほんの少し入れて軽く混ぜる。
● 翌日、またほんの少し小麦粉を加えて混ぜる。そのくり返し。
● 何度かに一度は水も加えて混ぜる(←別に日田である必要はないが、うちはたまたま日田天領水を買っているので)。
● 最初のうちはどろどろでもいいが、何日かすると発酵してくる。発酵があきらかになってきたら水分を減らしてお団子のようにこねながら、少しずつ分量を増やしていこうという計画だ。まだようやく「発酵してきたな」と思える程度で、この段階にはいたっていない。

なお、こうした酵母のことは自己流だ。何種類も本を読んで、だいたい頭に入れたら、あとは勘でやる。去年までの酵母たちもそうだった。1日数分の作業をするだけで、あとは酵母と時間が何とかしてくれるミクロな世界、けっこう浪漫があるのだ。

Posted by mikimaru at April 16, 2007 09:46 PM
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