【サンパウロ10日時事】ブラジル・リオデジャネイロ市北部でこのほど、政府が処置に困って埋めた大量の牛肉を、近くのファベーラ(貧民街)の住民が大挙して持ち去るという出来事があった。同国では12日が父の日。思わぬ「プレゼント」はお祝いのシュハスコ(ブラジル風焼き肉)となって住民の胃袋に消えそうだ。
保税倉庫にあった輸出用の牛肉76トンを政府が軍に頼んで埋めてもらったところ目撃した住民らが大挙して掘って持ち帰り、一部は転売されたらしい……。
ちょっと考えると笑ってしまうんだが、笑っている場合でもないな(--;。
1年中気温が高いリオデジャネイロ。埋められたものを掘るのにどれだけ時間がかかったかは知らないが、それをなおかつ持ち帰って冷蔵処理や転売をしては、食べた人が病気になってしまう。。。
なぜこの政府は、埋める前に人にあげないのだろう? 健康面で食肉に適さないものであったなら、なおのこと埋めてはいけない。コストがかかっても焼くしかないだろうなぁ。健全に自然分解できる量じゃないよ、76トンというのは。。。(ぶるぶる)。。。