May 17, 2007

胃カメラと、新宿ぶらぶら

今日は胃カメラで半日つぶれると思っていたが、雨のせいなのか、たまたまなのか、病院全体がかなり空いていた。内視鏡室で胃カメラをやり、以前の検査結果を聞きに診察を受けて、家に帰ってきたのが午前11時。

胃カメラは、担当医に毎月「まだやったことなかったんだ、やっておこうよ、ねえ、やっておこう」と言われつづけて、ついに根負けして受けたもの。今日のカメラ担当医さんがその場で「大きな異常はありません」とすぐ言ってくださったので、来月の診察時まで担当医と会わないが、別に問題ないだろう。

胃には麻酔をしないので(←動きをおさえる注射と、泡を切る液体を飲まされるだけ)、カメラがぐりぐり動いている感覚が伝わってきて気持ち悪いのだが、それよりもわたしが恐ろしかったのは喉の麻酔。あれは二度とごめんだ。

どろっとしたゼリーのようなものを喉の奥に落とされて、3分を目安にしばらく上を向いていろと言われるのだが、かなり強力な薬だった。3分くらいして「ゲホッ」と口から吐き出したとき、たった数秒のあいだ舌と口内の粘膜を通過しただけなのに、口全体がしゃべれないほどひどい麻痺状態になってしまった。3分も喉にこれがあったのだから、喉はどうなっているのだろう。つばを飲みこむような動作はまったくできそうになかった。

口が動かないということは、かなり根本的な恐怖心をともなう。呼吸ができなくなるのではとか、ちょっとしたことで咳きこんだらどうなってしまうのだろうとか、次から次へと考えてしまう。だがそのあと腕に注射をしたり、検査台に横になるころには、看護師さんの質問に発音は不明瞭ながらも多少はしゃべれるようになっていたので、つらかったのは10分くらいだったかもしれない。

検査は苦しかったが数分で終わった。ほぼ1時間後に水を飲んでみて問題なかったら飲食をしてかまわないということだったが、とても食欲などあったものではない。ほかの診察を受けて病院を出るころになってようやく家族に普通の声で電話することができた。

家に帰ってきてほっとしたころ、雨がいったんあがった。今日は断続的に降るようだが、明日以降の予定がはっきりしないので、どうせなら今日のうちに新宿タカシマヤに遊びに行きたいと思いたち、往復で2時間半かけて出かけてきた。催事と食品売り場、それから隣の紀伊國屋書店を少し見てから、小田急の界隈に移動して少し買い物。ときおり雨も強くなったが、最近は新宿駅とタカシマヤ方面が地下でつながっているので、さほど濡れることもなく帰宅した。

今日は2回の外出で約12000歩。じゅうぶん歩いたので、夕方のウォーキングは省略(^^;。

Posted by mikimaru at 08:11 PM | コメント (0)