August 16, 2007

「赤とんぼ」は悲しい歌(!?)…いえいえ

知人がぼそりと言う。「赤とんぼって、よくよく考えると暗い歌だ」

そんな話は聞いたことがなかったので、わけを尋ねると、まず「十五で嫁に行った姉さんがそのまま音信不通になっている(行方不明になった)」という。。。

「ねえやというのは本人の姉ではなくて、子守などを頼まれているちょいと年上の、近所のお姉さんだよ」と誤解をといてみる。もともとが家族ではないのだから、もとの奉公先にいつまでも連絡をくれないとしても、さほど不自然ではないような…?

(ちなみにネット検索によると、本人が十五のときにねえやが嫁に行ったという話らしい)

さらにふたつめ。「桑の実をカゴに摘んだかどうか、記憶が曖昧になっている人の歌」だという。「そんなこともあったっけな〜、いまじゃ考えられないな、という意味じゃないのか?」と言ってみた。

さらに、これは別に悲しくはないのだが「たくさんいた赤とんぼに、追いかけられて…」と言いだした。これは「負われて」であり、背負われて見た光景であるので、追いかけられたわけでは……(ぷぷぷ)。

いや〜、悪いけれどウケてしまった。

そういえば大昔「うさぎ美味し蚊の山」という勘違いも、あったっけ。

Posted by mikimaru at 02:42 PM | コメント (2)