引越の前に寝つかれなくて、数日で読んでしまった。家康最後の側室「お六」を中心とした物語。
美貌のお六は子供のころから「お城に住む」と心に決め、父や兄を自分の力で出世させるべく着実に道を歩んでいく。そして13歳のころ、家康に目通りがかない側室への一歩を踏み出す(そのとき家康は70前後… ^^;)。
お六は実在の人物。その年齢で側室であったことも事実。妾になって数年で家康に死なれてはさぞかし苦労があっただろうに、最後は意外にも明るくまとまっていた。同じく諸田玲子の作品誰そ彼れ心中のように悲しい燃え尽き方をするエンディングではなく、軽く読み終えることができたのがよかった。
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