March 17, 2007

麹町界隈を歩いた

今日はちょっとした用事で一番町の交差点近くへ。思えば最後に勤務していた会社があったのが麹町だ。麹町警察署や半蔵門などがすぐ近くで、桜の季節には千鳥ヶ淵が美しかった(混んでいたけど)。

ゆっくり時間をかけてあの界隈を歩いたのは、おそらく14年ぶりになる。

一番町の交差点から麹町駅方向へ少し歩くと、シェ・カザマというパン屋さんがある。また、そちらに向かわず九段下方向に歩くとブーランジェリー・アーという話題のパン屋(ささやかながらカフェ併設)も。そして反対に大通りの方角へ歩くとシェリュイの支店であるハナコウジがあるのだ。まさにパン好きの天国。今日はシェ・カザマで買い物してみた。

また、シェ・カザマのある通りをさらに麹町駅方向に歩くと「パティシエ・シマ」というケーキ屋もある。今日はたまたま前を通って、店の規模にしては客が多いのに驚いた。次回は寄ってみよう。

当時は洒落た店といえばハナコウジくらいしか記憶にないが、いまはコンビニや洒落たスーパーのような店がどんどんと増えていて、かなり「人の住むところ」といった雰囲気になってきた。大きなお世話ながら、当時は「このあたりに住む人はどこでどう買い物をしているのだろう、コンビニも少なくて、気の毒」などと思っていたものだ。

きんつばの一元屋は改装して立派な店になっていたが、売り切れましたという表示でシャッターが半開きになっていた。残念。バラ売りで2個くらい買いたかった。ローザー洋菓子店は相変わらず「閉店しました」と素っ気ない。この店は平日でも昼くらいまで商品があればいいほうで、たいていは予約か、あるいはケースに出た瞬間に売れてしまう。たまたま歩いていてシュークリームをショーケースに見ただけでツチノコを見たように大騒ぎになり、慌てて社内の人数分だけ買ったものだった。

用事が済んで、懐かしさのあまり、当時のように四ッ谷駅まで歩いた。朝は四ッ谷からバスに乗り、夕方は歩いていたものだ。今日もそうしたが、四ッ谷の駅もまた当時よりはるかにきれいになっていた。なんと言ってもアトレ四ッ谷(駅ビル)の充実ぶりだ。PAULのパンが美味しそうだったのでここでも買った。ゴディバも、スープストック・トーキョーもあって、わたしの知っている四ッ谷とは違っていた。だいたい当時は南北線なんか通っていなかったしなぁ〜。。。

何だか、懐かしい気分になった数時間だった。

Posted by mikimaru at March 17, 2007 11:28 PM
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