March 18, 2007

耳嚢で訪ねるもち歩き裏江戸東京散歩

こんなものを買った。

宮部みゆきの短編や諸田玲子の小説に出てくる地名は、現代の地名だとどのあたりに該当するのか、実はよく知らない。いちいち地名の細部まで思い描いて読んでいるわけではないが、多少はそういったものに馴染んでいたいというのも本音。

タイトルに含まれる耳嚢(耳袋)は、BK1ではこの漢字を使っているが、書籍の実際の表記は機種依存文字でもう少し複雑だ。このブログでは、オンラインの使用で無難なこの文字をわたしも使うことにしよう。

江戸東京の怪奇話を短く紹介し、ページのあいまに折りこんである地図の表側を現代、裏側を江戸地図として、該当箇所の番号を振っている。散歩好きの人はこれだけでたまらないだろう。わたしは散歩も怪談も好きだし、なんといってもパン屋を探す楽しみがある。事前に行きたい場所の地図を見つめておいて、怪談とパンの両方の目的を同時に楽しみながら歩くことができそうだ。

怪談といえば、てのひら怪談もよろしく。読んだと連絡をくださった方には粗品進呈、わたしの作品を当ててくれたら、ダブルで粗品進呈。とくに期限なし!(^^)

Posted by mikimaru at March 18, 2007 08:00 PM
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